2021年の東京オリンピックの空手・女子形で銀メダルを獲得した清水希容(しみず きよう)さん。
番組のコメンテーターとして出演した際の、パステルカラーの黄色の衣装を着用した姿が、思わぬ話題になっています。
最近は選手時代の強い眼差しとは違う美しい姿や愛らしい笑顔から、第2の石川佳純さんになれるのでは?との意見も出てきています。
そんな清水希容さんは、今までどのような歩みを進んできたのでしょうか?
今回は、清水希容さんの生い立ちについて調査してみました!
清水希容の生い立ちまとめ
試合時と普段のギャップから、現役引退後も人気上昇中の清水希容さん。
早速ですが、清水希容さんが幼少期から現在までどのような人生を送ってきたのか、詳しく見てみましょう!
清水希容の幼少期~小学生時代
清水希容さんは、1993年大阪府で生まれました。
清水希容さんが空手を始めたのは小学3年生の頃。
ひとつ上の兄が通っている道場へよく見学に行っていました。子供ながらに、空手は男性が瓦割りや殴り合いをするような、ちょっと危険で怖いイメージがあったんです。https://www.beautynation.jp/interview-shimizukiyou
お兄さんが通う空手道場には多くの女性がいて、その方々の形を見て「かっこいいな」「キレイだな」と思い、自分もやりたいと思ったのがきっかけだそうです。
そして、空手を始めたそうですが、小学校の頃は全国大会とは無縁の世界で習い事の感覚で通っていたとのこと。
「とにかく楽しかった!」と答えているインタビューがありました!
ちなみに・・・幼少期の頃は女の子らしかったそうですよ。
たしかにロングヘアーで、女の子らしい印象です!とても似合っています。
空手をやっていると言われても、見た目からは想像できませんね!
清水希容の中学には空手部が無かった!
清水希容さんは、地元大阪市の真住中学校に通っていましたが、真住中学校には空手部はありませんでした。
空手部以外の部活に入ることを考えていなかった清水希容さんは、道場に通う選択肢を取り、帰宅後に道場に通う日々になったそうです。
また中学時代は、空手漬けの毎日だったとのこと。
そして、全国大会に出場し3位という好成績を収めます。
中学時代、勝敗を気にするようになって負けたくない気持ちが強くなり、全国大会で初めて勝った時にその喜びを知ってしまって、以来やみつきになりました(笑)。
https://www.joc.or.jp/news/011460.html
すごい負けん気!
中学生になり、勝負に勝ちたいという競争心が芽生え、空手に対する姿勢が変化してきたようですね。
清水希容の高校は東大阪大敬愛高校!
母と「日本一を取る」と約束して、東大阪大敬愛高校に進学。
東大阪大敬愛高校は私立高校で、空手道部は夏のインターハイ総合優勝7回、春の選抜では日本一に4回輝いたこともある大阪屈指の名門校です。
ちなみに、偏差値は40~43程。
厳しい環境だった高校時代は『なくてはならない3年間』で私の土台。
https://nordot.app/681786056233632865
名門空手部で厳しい練習に励んできた清水希容さん。
実は高校2年までは全国大会での優勝経験は無し。
高校3年間で日本一になれなかったら学校を辞めて働くくらいの覚悟を持っていたそうですよ!
高校生でこの決意ができるなんて、強い精神力を獲得されているのですね。
清水希容の大学は関西大学!
清水希容さんは、関西大学文学部に進学しました。
関西大学空手部は1938年創部で、創部80年を超える歴史があります。
関西では空手の実績・実力面でもトップクラスです。偏差値57.5~60程。
そして、清水希容さんは、大学2年生時(20歳)に出場した全日本選手権で史上最年少での優勝。
その後も、次のような輝かしい実績を納めています!
・全日本選手権:7連覇(2012~2019)
・世界選手権優勝:2回(2014、2016)
・アジア大会優勝:2回(2014、2018)
決勝の「あの舞台」が病みつきになった。大学までで空手はやめて子どもの頃からの夢だった警察官になろうと思っていたが、もう一度世界一を取りたいという思いになった。形には人生観や経験がにじみ出る。生半可な気持ちで立てる舞台ではないので、後悔がないよう自分の道を歩もうと思っている。
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また、空手にはプレミアリーグという大会があり、世界空手連盟シニアランキングの上位100位以内のトップ選手のみが出場できる国際大会で、優勝を11回しています。
そして、この実績が日本代表選手選考基準に満たし、オリンピック女子空手代表に選ばれることとなりました!
もちろん、優勝を逃していることもありますが・・・実績がすごいですね。
ご本人の努力の賜物です!
清水希容の引退後はコメンテーター!
2020年の全日本選手権では惜しくも優勝を逃しましたが、東京オリンピック代表選手に選ばれます。
翌年の2021年東京オリンピックでは、指先まで神経の行き届いた演武を披露するも銀メダルに悔し涙を流しました。
そして、2024年5月19日実業団の大会の会場で現役最後となる演武を披露。
引退の会見で、ご自身の今後について次のように話しました。
「競技は引退するが、これからは空手家として毎日、稽古に励み、自分の納得のいく演武がいつできるかを楽しみにしながら、生涯をかけて空手とつきあっていきたい。指導者の勉強もしながら、空手を日本、そして世界へと普及していけるように活動したい」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240519/k10014454151000.html
引退後、7月からは「news zero」の木曜日パートナーに就任し、コメンテーターとしても活躍されていますね。
慣れないお仕事かと思いますが、ネットではなかなかの評価。
場数踏めばいいレポーターや解説は出来ると思う
引退直後のアスリートですが、充分及第点のやり取りだったと思います
これからも活躍の場を広げていってくれるのではないでしょうか!
清水希容のまとめ
今回は、清水希容の幼少期からの生い立ちについてまとめてみました!
・兄の影響で小学生時代から空手を始めた。
・全日本選手権7連覇、史上最年少での全日本選手権優勝した。
・試合と普段のギャップで人気上昇中。
強く美しいという言葉が似合う清水希容さん。
パリ五輪のキャスターとしての活躍はないようですが、コメンテーターとしての活躍が見られそうですね!
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